私は色んな会社の会社案内や会社紹介のホームページを作ったことがあります。
中小企業は、テレビコマーシャルやその他の企業を表現する場が少ないので、会社案内やHPなどのツールは非常に大切です。
と、私は思っています。
しかし、企業によっては、そういう感覚を持っていない企業があります。
会社案内を作る担当者と話をするとすぐに分かります。
どういう目的で作るかを明確に分かっている人と、何となく担当になったから打ち合わせに出てきたという人の違いです。
前者は、会社案内を作るのが初めてでもその重要性をきちんと把握しているので、作る過程を重要視しています。
・誰が見るか
・どこで使うか
・どういう表現がふさわしいか(どう見られたいか)
・自社で決まっていること(ロゴやコーポレートカラーなど)を抑えているか
など、目的とその使用方法など、条件をきちんと考えた上で、実際の文章とか写真などに入っていきます。
しかし、後者はとかく見た目に走りがちです。
カッコ良く作ってねとか。
ひどい場合は「おたくは制作のプロなんだから、普通の会社案内を提案してよ」と言われたことがあります。
その会社は経営コンサルタント会社だったので、唖然としました。
クライアントに対して目的を考えさせる仕事のはずですよね。
私「普通はありません。御社がどういう内容を載せたいのかが問題です。」
担当者「通常の要素が入ってればいいよ。あとはデザインの問題でしょ。」
最後までこの調子だったので、作る気になれませんでした。
作りましたけどね。割りきって(笑)
実は、これは会社案内だけの問題ではないのです。
社員がどんな仕事に対しても、その目的を考えているか。
そしてその目的にふさわしい行動ができるかの問題です。
これは企業体質というものと繋がっています。
会社案内だけでなく、商品を作っている部署、サービス部門など、同じような体質に染まっていることが多いのです。
経営者が知らない間に、会社が内部から壊れていく要因でもありますから、どういう企業体質がいいのか、教育と合わせて考えていく必要があると思います。
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