政府も働き方改革法案について議論されていますが、最近のキーワード『働き方改革』。
共通のワードなので、私も使いますが、なぜ働き方改革ってするんだろうって自問自答しています。
先日も、これをテーマの付箋ワークで、様々な意見が出ていました。
・多様な人が働くため
・ストレス軽減
・労働力不足解消
などなど・・・
つまり一言では言えない、奥の深いテーマであることは間違いない。
そして、ここに切り込まないと、我が社の未来はない。
危機感をうっすらと感じつつ、企業も恐る恐るやり出したという感じがあります。
しかしながら、奥深く、広すぎるテーマなので、
その会社にわかりやすい手法に落とし込んで実行している場合が多いように思います。
もちろんやらないよりはやった方がいいかもしれませんが、
「なぜ働き方改革を、我が社はするのか?」を共通の認識で持たないと、部分的な改善になってしまうでしょう。
働き方改革は、その企業の存在理由に直結すると思っています。
・現在の商品やサービスをなぜ作っているのか?
・将来どんな会社になりたいのか?
・それに関わる人はどんな状態がいいのか?
そういったことを深く、深く考えていかないと、どんな働き方がいいのか?などは決められるはずもないのです。
現在の働き方、働く人々、組織にとらわれることなく、ゼロから考えてみる。
痛みや辛さもあるかもしれませんが、
企業や経営者は、そこに向き合う時だと思います。