最近企業内コーチ制度を導入される企業が増えていますね。
よく知られているのはキリンビールとか、村田製作所、小田原市役所が最近導入したという記事もありました。
こうしてコーチングがビジネス上で話題になる機会が増えると反面、誤解も増えます。
コーチングではコーチは相手の100%味方。
相手を信じるという前提があり、「答えはクライアント(コーチングする相手)の中にある」ことを信じます。
しかし、社内でコーチングをすると、ここで引っかかる方がいらっしゃいます。
上司が部下にコーチングをやってみたが、どうやっても部下の中に解決方法が無いと思うんだけどと言うわけです。
確かに、新入社員とか、専門知識を要するような仕事に初めて就いた人は、その知識が無いのは当たり前です。
コーチングをにわか仕込みで学んだ人は、ここで引っかかり、やっぱりコーチングなんて役に立たないじゃんと誤解している人も残念ながらいらっしゃいます。
「答えはクライアントの中にある」というのは、
実は「答えを探す方法を知っている」という意味なのです。
世の中の全部の知識を知っている人は誰もいませんよね。
得意な分野、不得意な分野、そういう情報があるということも知らない場合も多いです。
ですので、何かわからないことが出てきた場合、それを調べる方法、つまり、
先輩に指導して教えてもらうとか、専門誌で調べるとか、取材するとか、知る方法を考えることを促すわけです。
「どうやったらその解決方法を知ることができると思うか?」
「隣の部署の先輩が知っているようなので、聞きに行きます。」
それでいいわけです。
最初っから、上司が手とり足取り教えてくれると思っている部下は伸びません。
知る方法、解決する方法を自分で考えてこそ伸びていきます。
そして、自ら考えた方法を実行し、成功すると、自己承認が積み重なって自信となります。
これがコーチングを踏まえた指導方法の一つです。
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