女性活躍推進、ダイバーシティの研修で、よく話すことがあります。
「女性が活躍しやすい会社は、働きやすい会社です。なので、女性活躍推進活動を働き方改革のきっかけにすると考えると取り組みやすいです。」
女性活躍推進法ができたことで、女性活躍推進は進んだとは思いますが、逆に、女性が活躍するという面にだけスポットが当たって、不公平感が出たり、男女の区別がクローズアップする弊害もあります。
企業は、この先何十年も継続していくために、
業績を上げ、社会に価値を生み出していく命題を持っています。
そのために、効率を上げ、生産性の高い仕事に注力し、それに貢献できる社員を増やしていくか。
企業にとっては大問題です。それを今政府、社会は働き方改革と読んで進めようとしています。
そう考えると、結局は、女性活躍推進は働き方改革と同じことなのです。
切り口が違うだけです。企業が継続していくためにどうしていくのか、ビジョンを描く中の手段に過ぎません。
そういう企業体質になれば、女性は否応なく活躍できるのですから。
それを研修で話していたら、こんな記事を見つけました。
「プレジデント・オンライン
http://president.jp/articles/-/22950
私が普段考えていることと似ています。
現在管理職の方は、後輩に活躍してもらうために、道を作ってください。
そのために自分も変革してください。
そして、これからリーダーとして活躍を期待されている男女共に次期リーダーの方々は、キャリアも含めてもっと自律して働き、会社に貢献できることは何かを具体的にイメージしましょう。
それが働き方改革と女性活躍推進を同時に進めるカギだと思っています。