本日中津川市で行われた「働く場における女性の活躍推進シンポジウム~企業の成長に向けた女性の活躍推進~」に参加してきました。
基調講演が、井村屋グループ株式会社の代表取締役副会長である中島伸子氏だと聞いていたので、お話を伺うのを楽しみにしていました。
講演のテーマは「壁は扉と思えば必ず開けられる!」個人の成長と幸せの先に企業の発展が待ってます
印象に残ったのは、女性活躍推進→働き方改革→生産性向上という段階に来ているということ。
まずは、女性活躍推進の活動として、(1)経営者の熱い思い (2)ソフト面の支援 (3)制度面の支援の3つをバランスよく行うという、女性活躍推進の基本をきちんと行った上で、
一人ひとりに向き合って、(1)個人の時間にスポット (2)柔軟な制度対応 (3)量から質へ 良いコミュニケーション というように、より柔軟に働ける仕組みに取り掛かっていることです。
女性を働き手として活躍するという面で見てはいけない。
一人ひとりの社員が幸せに働き、成長した先に企業の成長があるということを忘れてはいけない。
この2点を強調されていました。
人材不足、働き手として、女性を活用しようという方向に女性活躍推進が流れがちですが、
男女関係なく、一人ひとりが幸せに働けるかどうかにスポットを当ててほしい。
基調講演の後のパネルディスカッションにもご登壇されておられましたが、全て一貫してこの言葉を言われていたことが印象的です。
私も全く同感だったのですが、
人数が多いと、どうしても忘れがちになるとも言われていましたので、企業において、この視点を続けていくことの難しさも垣間見えました。